日本共産党熊本県委員会と日本民主青年同盟熊本県委員会は7月12日、山添拓参院議員、田村貴昭衆院議員(衆院九州・沖縄ブロック比例予定候補)を熊本市に迎え、若者と語る集いを開きました。
憲法やジェンダー平等、労働、学費・奨学金、マイナンバーカードなどについて活発な発言があり、山添、田村両氏が出された意見や質問に答えました。
「健康保険証を廃止するなど国民の権利を狭める国のやり方に不信感をもっている」と訴える女性(28)に山添氏は、マイナカードが2兆円を超す予算を使い普及促進を図る一方で、健康保険証を一体化して廃止するなどの強制化を批判。運転免許や母子手帳の一体化も狙う政府の押し付けへの憤りが広がっていることを紹介し、「止めるためには声をあげるしかない。断念に追い込む世論を広げよう」と述べました。
「共産党をどうにかして前進させたいと思い、きょうの集いに参加した」と意気込む男性(20)には、田村氏が「次の総選挙で楽しい選挙活動を実践し、比例2議席を必ず勝ちとるために頑張りたい」と応じました。
奨学金の問題では、返済の苦労や返済を考えると進路が狭くなる実態が語られました。(しんぶん赤旗 2023年7月15日)