「戦争国家」絶対阻止 市政報告会で田村氏訴え 北九州

vlcsnap-2023-09-02-10h13m36s142 北九州市小倉北区の日本共産党地域後援会が8月26日、市政報告会を開きました。大石正信市議が報告し、田村貴昭衆院議員・衆院九州・沖縄比例ブロック予定候補がビデオメッセージを寄せました。(動画はコチラ)
 
 田村氏は、岸田内閣の支持率低下の要因にトラブル続出のマイナンバー制度をあげ、「私たちの追及が政府を追い詰めている」と強調。自衛隊基地「強靭(きょうじん)化」問題では、同区にある陸上自衛隊九州補給処富野弾薬支所が対象になっており、「『戦争国家づくり』を絶対にやめさせなければいけない」と力を込め、党への支持を呼びかけました。
 
 大石氏は、武内和久市長が大軍拡・大増税をめぐり「国と軌を一にする」と国言いなりの姿勢を示していることを批判。総選挙、来年の北九州市議選での党躍進を訴えました。
 
 後援会員ら18人が参加。バス路線の拡充などの要望や、戦争体験者が反戦の思いを語るなど、交流しました。
 
 初参加の女性(64)は、「強靭化」計画への驚きを示し、「母から聞かされてきた戦争体験を語り継ぎ、戦争反対の声をあげていきたい」と話しました。(しんぶん赤旗 2023年9月1日)