大分県の日本共産党北部地区委員会は10月29日、市田忠義副委員長を迎え別府市で演説会を開きました。田村貴昭衆院議員(衆院九州・沖縄比例予定候補)がビデオメッセージを寄せ、国会で消費税引き下げとインボイス中止・廃止の論陣を張る決意を表明。九州・沖縄ブロックで比例議席を1から2に伸ばすよう訴えました。(演説会の動画はコチラ)
市田氏は、経済停滞の「失われた30年」が自然現象でなく、財界の目先の利益のため自民・公明政治がつくりだしたものだと指摘。政治のゆがみをもとから変える党の改革の提案を説明しました。
岸田政権が進める自衛隊基地強化の対象に別府駐屯地をはじめ県内の基地が多数あるとして、「大分分屯地(通称敷戸弾薬庫)にミサイル弾薬庫をつくる計画や日出生台(ひじゅうだい)演習場などでの日米大規模合同演習に県民の反対運動が高まっている。世論と党の躍進で、戦争準備の基地強化反対、大分の陸と空の安全を守れという声を大きく上げよう」と呼びかけました。
党歴60年となる市田氏は入党の初心を語りながら「歴史をつくり未来を開く生き方に踏み出し、新しい政治の実現へご一緒に力を合わせよう」と語りかけました。演説会後に行った入党懇談会には市田氏も参加。直後に4人が新しく党の仲間になりました。(しんぶん赤旗 2023年10月30日)