憲法で平和な社会を実現しようと活動する市民団体「平和をあきらめない北九州ネット」は11月3日、北九州市小倉北区で憲法集会を行い、約150人が参加しました。集会では大増税と大軍拡を許さず、戦争させない集会アピールを採択。「ガザ攻撃やめろ」のプラカードを一斉に掲げました。
日本共産党の田村貴昭衆院議員(衆院九州・沖縄比例予定候補)、社民党の志岐玲子福岡県連合副代表が登壇し、あいさつしました。
田村氏は、小倉北区の富野分屯地など県内の自衛隊基地が強靱(きょうじん)化の対象となっており、沖縄をはじめ九州が戦争する国づくりの拠点となっていると強調。国民生活より戦争準備を優先する岸田政権に「反撃ののろしを上げよう」と力説し、総選挙では野党共闘を広げて平和と民主主義を守るために全力を挙げると表明しました。
佐賀、大分両県からの参加者が報告。オスプレイ裁判支援市民の会の池﨑基子さんは「日本のどこにもオスプレイはいらない」と裁判への支援を訴え、大分敷戸ミサイル弾薬庫問題を考える市民の会の池田年宏さんはギターで歌を披露しながら「軍事要塞(ようさい)化される動きを止めたい」と連帯を呼びかけました。
集会後、小倉駅前でリレートーク宣伝を行いました。(しんぶん赤旗 2023年11月4日)