まず消費税減税を 大分演説会 宮本徹議員訴え

SnapShot(50) 大分県の日本共産党中部地区委員会は11月12日、宮本徹衆院議員を迎えて、総選挙躍進に向けた演説会を大分市で開きました。田村貴昭衆院議員(衆院九州・沖縄比例予定候補)がビデオメッセージを寄せ、定数20の比例ブロックで2議席奪還の決意を表明しました。(挨拶動画はコチラ)
 
 宮本氏は冒頭、「やるべきことをやらずに、やってはならないことばかりをやっている」として国民の声に背を向け、生活破壊、大軍拡を推し進める岸田政権を批判しました。イスラエルのガザ侵攻について、日本政府が米国に忖度(そんたく)し、人道的休戦を求めた国連総会決議に棄権したことを強く非難し、「やるべきは憲法9条を持つ日本の立場を生かした外交だ」と訴えました。
 
 暮らしの問題で宮本氏は「まずやるべきは消費税減税であり、賃金を引き上げ年金を増やすことだ」と訴え。歴代自公政権が非正規雇用を拡大し、賃金や公務労働、社会保障のコストカットをつくりだしたものの岸田政権にその反省はないと厳しく指摘し、「こういう政治に終止符を打つために日本共産党を大きく伸ばしてほしい」と力を込めました。
 
 参加した男性(52)は「“暮らしに希望を”と語る宮本さんの訴えに元気をもらった」と話しました。会場で4人が入党を決意しました。(しんぶん赤旗 2023年11月14日)