日本共産党鹿児島県委員会は12月17、鹿児島市内で第29回党大会第1回県党会議を開き、田村貴昭衆院議員があいさつしました。
田村氏は「戦争する国づくりが馬毛島をはじめ鹿児島を拠点に進められようとしている。国立病院の積立金、中小企業の融資、東日本大震災の復興のお金まで召し上げて、軍事費に充てている岸田政権」と批判。「党を大きくして、党大会を成功させ、来年の総選挙で大きく躍進を遂げよう。日本共産党の九州・沖縄比例ブロック2議席を必ず」と訴えました。
討論では、民主集中制をいかした党活動の重要性についての発言や、SNS活用の重要性、青年を党に迎えた経験、ウクライナやガザ侵攻に心を痛め、スタンディングや宣伝カーを出して訴えている支部、屋久島沖でのオスプレイの墜落に抗議し、撤去を求める支部の活動などが紹介されました。
野元徳英県委員長は、代議員と議員が先頭に立って17日から30日までを「党勢拡大集中期間」と位置づけ、党勢の前進で党大会を迎えようと呼びかけました。(しんぶん赤旗 2023年12月19日)