日本共産党長崎県委員会と南部地区委員会は1月8日、田村貴昭衆院議員を迎え、「党旗びらき」を長崎市内で開きました。
冒頭、能登半島地震犠牲者に全員で黙とうしました。山下満昭県委員長があいさつ。昨年、対馬市の核のゴミ処理場誘致を断念させたことと、長崎のカジノ計画が不認定になったことにふれ、「世論と運動で政治を動かせることを実感できた」と強調。党大会成功に向け、大運動の目標達成目指し最後まで頑張ろうと呼びかけました。
田村氏は、長崎カジノ不認定は、県民の良識が示された結果だと述べ、同時にカジノIRを見越した関西・大阪万博をやるわけにはいかないと指摘。「整備費は当初の1・9倍の2350億円、国民負担は1647億円。万博にかけるお金があるのだったら被災地の救援に使うべきだ」と訴え、「2024年、政治を変える年にしよう」と力を込めました。
小林節・慶応大学名誉教授から「日本の政治の良心としてがんばってほしい」とビデオメッセージが寄せられました。
内田隆英・衆院長崎1区予定候補が決意表明し、堀江ひとみ県議、大石史生、中西敦信両市議があいさつしました。(しんぶん赤旗 2024年1月10日)