日本共産党の田村貴昭衆院議員は1月29、30の両日、能登半島地震で甚大な被害があった石川県輪島市などに入り、党中央委員会に寄せられた救援募金を手渡しました。
29日には、地震後に輪島朝市の関係者が立ち上げた「輪島朝市を応援する会」を訪ね、救援募金を渡しました。田村氏はお見舞いの言葉を伝え、同会発起人の橋本三奈子さんら3人の役員と懇談。橋本氏は「197名の組合員に届けます」と述べました。
30日には、金沢市の石川県漁業協同組合を訪問し、救援募金を渡しました。県漁協の福平伸一郎専務理事は、県内の漁業被害と被災した組合員の状況など説明し、「こうやって来ていただいて本当にありがたい」と述べ、漁業再開に向け一刻も早く漁港などのインフラ整備をしてほしいと強く要望しました。田村氏は「一刻も早い復旧とあわせて、休業補償を政府に要求しています」と述べました。
田村氏は、輪島朝市の火災現場や同市内の指定避難所「ふれあい健康センター」、自主避難者が身を寄せるビニールハウス、県漁協輪島支所と輪島港の地震被害などを調査。佐藤正幸石川県議が同行し、輪島市では鐙(あぶみ)史朗市議が案内しました。(しんぶん赤旗 2024年1月31日)