全員当選で自民におきゅう 鹿児島市議選 田村衆院議員迎え演説会

拍手と声緩にこたえる(左から)田村、園山、たいら各氏=23日、鹿児島市 日本共産党の田村貴昭衆院議員は3月23日、鹿児島市議選(4月7日告示、14日投票)の応援のため、3期目に挑む、園山えり予定候補の地元、唐湊(とそ)で開かれた演説会に駆け付け、支援を訴えました。
 
 田村議員は、自民党の裏金事件を厳しく批判。「政治を金でゆがめる企業・団体献金の禁止、政党助成金廃止、パーティー券購入禁止を訴え、清潔な政治を貫く日本共産党の、市議選での3人全員当選で、全国民に成り代わって自民党におきゅうを据えよう」と訴えました。消費税の引き下げ、インボイス廃止、低すぎる日本の食料自給率(38%)を引き上げ、鹿児島の農業を守るためにも、園山予定候補をはじめ、たてやま清隆、大園たつやの3人の市議団を「再び市議会に押し上げてほしい」と訴えました。
 
 園山氏は、市民のくらし、人権、平和を守るために議会内外で活動し、パートナシップ宣誓制度や、DV被害者の市営住宅入居条件緩和、学校トイレの生理用品設置を実現、低空飛行訓練の中止を求めるなど、住民の運動とともに市政を動かしてきたと紹介。「市民の皆さんの声を届ける地元の議員として引き続き頑張りたい」と訴えました。
 
 たいら行雄県議や、地元住民など、6人が応援のあいさつをし、住民の相談解決や、バス路線を守る取り組み、米軍機の低空飛行訓練中止を求める運動に一緒に取り組み、議会で繰り返し住民の声を届けて、制度の改善や成果を勝ち取ってきたと紹介。「地元になくてはならない議員」と訴えました。(しんぶん赤旗 2024年3月26日)