佐賀県鳥栖市の日本共産党市委員会は4月21日、田村貴昭衆院議員(衆院九州・沖縄ブロック比例予定候補)を迎え、国政報告会を開きました。
田村氏は能登半島地震で志賀原発付近の道路がいくつも通行止めとなった地図を示し、「玄海原発(玄海町)で事故か起きたらどうなるか」と玄海原発周辺の地図に照らし合わせ「避難ができる状況ではない。原発を廃炉にし、原発ゼロの日本をつくるため頑張っていく」と訴えました。衆院選で九州・沖縄の比例2議席回復を訴え、「一緒に政治を変えましょう」と入党を呼びかけました。
成冨牧男市議が市議会報告。行政丸抱えで特別扱いの同和関連予算を批判し、市民のために税金を使う必要性を訴えました。
参加者からは岸田政権の能登半島地震に対する対応での批判や農業の現状が報告されました。
同市から訪れた女性(73)は「田村さんの話はどれも良かった。自分たちが食べる分だけ野菜とかを作っているが、食料自給率の低下や農業従事者の減少はすべての人にかかわる問題。みんな興味があるはず」と話しました。(しんぶん赤旗 2024年4月23日)