消費税減税めざし 福岡各界連学習会 田村氏が報告

田村氏の訴えを聞く参加者=2日、福岡市中央区 消費税廃止福岡県各界連絡会は6月2日、経済ジャーナリストの荻原博子氏を招き、福岡市で第9回消費税減税大学習会を開きました。メイン会場と北九州、筑豊、筑朝、筑後の4地区をオンラインでつなぎ328人が参加。日本共産党の田村貴昭衆院議員が国政報告をしました。
 
 代表世話人の岩下幸夫氏はあいさつで、「消費税5%減税こそ政治の役割。政権交代をめざし運動を広げていきましょう」と呼びかけました。
 
 田村氏は、インボイス制度で苦しんでいる国民の声を紹介し、一方、大手電力会社は消費税も「再エネ賦課金」として国民に転嫁していると指摘。「大企業優遇税制をなくして不公平税制をただしていく」と力を込めました。裏金問題の解明、大軍拡反対を訴え、「力を合わせて自民党政治を終わらせましょう」と呼びかけました。
 
 荻原氏は「税金の使い道は国民の暮らしを守るために」をテーマに講演し、消費税減税、インボイス中止など生活優先の経済政策をと語りました。
 
 福商運、福建労、民医連、新婦人、農民連が報告、交流しました。立憲民主党の野田国義参院議員があいさつしました。(しんぶん赤旗 2024年6月4日)