沖縄県議選「三日攻防」へ 田村貴昭氏応援 軍備増強阻止に期待の声


 
 沖縄県議選(16日投票)は6月13日、最終盤の奮闘が勝敗を左右するといわれる「三日攻防」に突入します。7人全員必勝をめざす日本共産党は12日、各候補、支部・後援会が宣伝、対話・支持拡大に精力的に打ち込み、大激戦を勝ち抜こうと奮闘しました。田村貴昭衆院議員が終日、応援で各選挙区を巡りました。
 

 
 比嘉みずき候補(那覇市・南部離島区、定数11)の地元の同市寄宮地域では、党後援会員が支持者らに支援の輪をもう一回り広げてもらおうと、電話で「折り入って」のお願いに取り組みました。
 

 
 家族や知り合いに広げてほしいと訴えると、対話の相手は「夫と息子に伝えます。比嘉さんがんばって」と応じました。
 
 定数4を有力候補ばかりの5人が争う激戦区で日本共産党の、たまき武光候補の3期目をめざす島尻・南城市区では、党後援会が保守系地盤にも切り込んで対話し、支持を呼びかけています。
 

 
 12日、たまき候補が元自衛官でこれまで党の支持者ではなかった男性と対話したところ、男性は「今の軍備増強の政治は心配だ。あちこちでその訴えをしてほしい」と期待を寄せました。一方、自民党と自民系無所属の両新人の陣営が、たまき候補の地元で集中的に宣伝戦を展開。票の切り崩しを図ろうと激しい動きをしています。
 
 田村氏は、たまき、比嘉、ニシメ純恵(浦添市区、定数4)、上原トクイチロー(糸満市区、定数2)各候補の選挙区を回り、「沖縄を再び戦場にしてはならない。自公政治を転換させる機会にしよう」と力を込めました。(しんぶん赤旗 2024年6月13日)