社会保障抑制を批判 県社保協総会で田村貴昭衆院議員 福岡

社会保障抑制を批判 県社保協総会で田村貴氏 福岡県社会保障推進協議会は6月29日、福岡市内で、第30回定期総会を開きました。日本共産党の田村貴昭衆院議員があいさつしました。
 
 田村氏は、岸田自公政権が大軍拡・大増税にまい進する一方、社会保障を抑制していると批判。世論調査では政権交代を望む声が多数だとし、総選挙で「自民党政冶を終わらせるために全力で頑張る」と力を込めました。
 
 大脇爲常会長は、紙の保険証廃止や介護報酬引き下げをめぐる問題を訴え、総選挙での争点にしていきたいとのべ、「ともに手を取り合って大きな力に変えていこう」と呼びかけました。
 
 7団体の代表が発言。「いのちのとりで裁判」の支援行動や、学校給食の無償化を求める県内での活動状況、自治体キャラバンでの成果などが報告されました。
 
 総会では、大軍拡・大増税に反対し、社会保障の拡充、特に紙の保険証の存続を求める請願署名や自治体への働きかけなどの取り組みを強めていく活動方針を確認しました。
 
 中央社会保障推進協議会の林信悟事務局長が記念講演をしました。(しんぶん赤旗 2024年7月3日)