豊かな暮らしへ共産党の躍進を 田村貴昭衆院議員迎え演説会 佐賀・唐津

=7日、佐賀県唐津市 佐賀県の日本共産党北部地区委員会は7月7日、唐津市に田村貴昭衆院議員・衆院九州・沖縄ブロック比例予定候補を迎え、演説会を開きました。
 
 田村氏はプロジェクターを使って、自民党派閥の政治資金問題などを解明。農政に触れて、今の食料自給率で輸入が途絶えた場合の農水省が示す食事例(1日3食イモが中心)を映すと、会場の後ろから「ええ~」と驚きの声が上がりました。田村氏は日本共産党の躍進を訴え、来たるべき総選挙では九州・沖縄ブロック比例で2議席確保の決意を述べました。
 
 井上祐輔地区委員長(前県議)は、唐津市に隣接する玄海町が核のごみ(高レベル放射性廃棄物)の最終処分場を建設するための文献調査を受け入れたことを「国から猛プッシュされ、住民を置き去りにした拙速な判断」と批判しました。
 
 黒木初市議が市政報告。新社会党で元県議の占野秀男さんがあいさつに立ちました。
 
 演説会後、青年たちが集まって田村氏と懇談。七夕にちなんで参加者がそれぞれの思いを短冊に書きました。演説会に初めて参加した30歳の学童支援員の女性は「給料が上がって、ゆとりのある生活をしたい」と短冊に思いを書き、田村氏は「学童支援員の設置基準や給与体系などを改善する必要があります」と応えました。(しんぶん赤旗 2024年7月9日)