自由求め102年 党大きく 新しい扉ひらこう/紙氏・田村貴昭氏ら演説会 熊本

参加者の応援に応じる(右から)田村、紙、おくだの各氏=21日、熊本市 日本共産党熊本県委員会は7月21日、紙智子参院議員を熊本市に迎え、総選挙での党躍進に向け演説会を開きました。田村貴昭衆院議員(衆院九州・沖縄ブロック比例予定候補)、おくだ木の実衆院熊本2区予定候補も訴えました。参加者は「そうだ」の声や大きな拍手で応じました。
 
 紙氏は、農林・水産問題で、5月に参院本会議で可決した「改定食料・農業・農村基本法」について、輸入に頼り海外依存するものだと指摘し「課題の食料自給率の向上をないがしろにする軽視そのものだ」と厳しく批判しました。総選挙では支持を広げ衆院九州・沖縄ブロック比例選挙で2議席以上の獲得に支持を広げてほしいと呼びかけました。102年の歴史で反戦、国民主権を訴え、困難を乗り越え道を開いてきた党の魅力を話し「新しい扉を開くチャンスだ」と力を込めました。
 
 田村氏は、消費税減税やインボイスの廃止、農業従事者を守ること、「戦争する国づくり」の流れを変えるための展望を語り、「政治を転換させて希望の持てる政治を実現させよう」と訴えました。
 
 おくだ氏は、パレスチナに連帯するスタンディングに参加していることを紹介し、「困難を抱える当事者のために何ができるかを考え行動をしたい」と話しました。
 
 赤嶺政賢衆院議員(衆院九州・沖縄ブロック比例候補・沖縄1区重複)、まつざき真琴同ブロック比例予定候補・鹿児島2区重複がビデオメッセージを寄せました。1人が入党しました。