九州・沖縄8県の日本共産党は19日、いっせい宣伝(20日まで)に取り組みました。北九州市門司区では、田村貴昭衆院議員・九州・沖縄比例予定候補が同区のJR門司駅前で、高橋都市議、党地域支部のメンバーらとともに「希望のもてる新しい政治を」と、訴えました。
田村氏は、岸田文雄首相の総裁選不出馬表明は、事実上の政権投げ出しであり、自民党派閥の裏金事件も解決していないと批判。「総選挙で自民党政治を終わらせる、その決断をともに進めていこうではありませんか」と呼びかけ、九州・沖縄比例で2議席確保へ決意を述べました。
高橋氏は、物価高騰に苦しむ市民の「電気代が気になって、クーラーも使えない」などの声を紹介。大型開発優先の武内和久市長を批判し、学校給食費無償化の実現など暮らし優先の市政の転換を訴えました。
両氏の訴えや、のぼりや政策プラスターを掲げてのメンバーらのアピールに、「頑張って」などの声援や、手を振ってエールを送る人が相次ぎました。
参加した党地区役員の波田千賀子さんは岸田氏の不出馬をめぐり「看板をすげ替えても、裏金への怒りはおさまらない」と述べ、総選挙と来年1月の市議選勝利への意気込みを語りました。(しんぶん赤旗 2024年8月20日)