政治変える運動一緒に 田村議員迎えつどい

23日 沖縄つどい (1) 沖縄県の日本共産党南部地区委員会は9月23日、南風原町に田村貴昭衆院議員(衆院九州・沖縄ブロック比例予定候補)を迎え、「沖縄と日本の未来を語りあうつどい」を開き、約30人が参加しました。
 
 田村氏は、質問に答える形で共産党が日本の政治をどう変え、展望を示そうとしているかを講演しました。
 
 農業問題では、沖縄の農業従事者が20年余りで6割近く減少し、全国を上回る危機にあると指摘し、「政府に農業人口増を迫っても、増やそうとも言わない。総選挙で自民党農政を終わらせる必要がある」と強調。比例での共産党躍進、沖縄1区の、あかみね政賢予定候補ら4選挙区で「オール沖縄」候補の必勝を訴えるとともに、「共産党の仲間になって政治を変える運動を一緒に」と呼びかけました。
 
 農漁業をどう立て直すかについて会場の質問に田村氏は、農業共済新聞が若者に行ったアンケートで、副業も含めて農業に就きたいとの回答か3割以上だったことを紹介。農産物などの価格保障と生産者への所得補償を行い、生活できる収入を保障していくことが不可欠だと説きました。
 
 玉城武光前県議も総選挙勝利へ奮闘する決意を述べました。参加した70代女性は「共産党がどの分野でも希望を示している党だと分かった。広げていきたい」と話しました。(しんぶん赤旗 2024年9月25日)