比例中心に躍進めざす 熊本で田村氏迎えつどい

つどいで訴える田村(正面左)、おくだ(同右)両氏=22日、熊本市 熊本市の日本共産党熊本地区委員会は9月22日、田村貴昭衆院議員(衆院九州・沖縄ブロック比例予定候補)を迎え、迫る総選挙で比例を中心に躍進(九州・沖縄で2議席)めざす意思統一の場にと、青年会館でつどいを開きました。おくだ木の実衆院熊本2区予定候補がともに訴えました。
 
 田村氏は、政治とカネ、統一協会問題、原発、改憲などを争点に「自民政治を大もとから変えるために頑張りたい」と決意表明。暮らしの問題で消費税減税やインボイス廃止などを訴えるともに、自民党の「戦争国家づくり」に対して、「大軍拡はやめて、暮らし、福祉、教育にこそ予算を費やす世の中にいっしょに変えていきましょう」と呼びかけました。
 
 米の不足、価格高騰問題では、農家の所得を政府が直接保障する「価格保障・所得補償」の抜本的充実が必要だと強調しました。
 
 おくだ氏は、賃金引き上げ・労働時間短縮や高等教育の無償化、ジェンダー平等などの公約を訴えました。
 
 つどいでは上野美恵子市議が、市庁舎建て替え問題の「住民投票」は世論づくりのチャンスだとして「身近な問題をきっかけに、総選挙も攻勢的にすすめよう」と呼びかけました。つどいは党池田・花園支部地域でも開かれ、あわせて80人が参加しました。(しんぶん赤旗 2024年9月25日)