#比例は共産党 共産党だから変えられる/躍進今こそ 田村貴昭予定候補と まつざき予定候補 鹿児島

激励に応える田村氏(左)とまつざき候補=5日、鹿児島市② 鹿児島県の日本共産党は10月5日、総選挙勝利全県決起集会を鹿児島市の会場と県内各地区をオンラインで結んで開きました。田村貴昭衆院議員と、まつざき真琴衆院鹿児島2区重複の両比例予定候補が訴えました。
 
 田村氏は、自民党裏金事件や日本共産党の農業政策、物価高騰対策の消費税減税を力説。消費税インボイス廃止法案が継続審議となっていることを踏まえ、衆院の議案提案権を獲得するための党躍進を訴え、「日本共産党の九州・沖縄比例2議席で日本の政治の大転換を共に果たしていこう」と呼びかけました。
 
 まつざき予定候補は、鹿児島港などで予定されている日米共同統合実動演習を批判。「戦争準備を食い止めるためにも共産党を伸ばしたい。平和か戦争の分かれ道の選挙。全力を尽くす」と語りました。
 
 討論では「支部の3人で街頭宣伝を始めた。今の情勢は党の出番。自信をもって訴えたい」「今日1人で繁華街で『赤旗』見本誌を配ったら30部がすべてなくなり、裏金への怒りを実感した」「奄美群島は自衛隊基地新設で最前線基地にさせられようとしている。この状況を変えるため党を大きく躍進させなければ」との声が出ました。薩摩川内市議選(20日告示、27日投票)の井上勝博予定候補、伊佐市議選(11月10日告示、17日投票)の畑中香子予定候補が決意表明しました。
 
 訴えを聞いた日本民主青年同盟員の女性(31)は、「反対は反対と真っ向から言える党は共産党だけと改めて感じた。同世代も政治の関心はあり、きっかけがあれば心に響く」と話しました。(しんぶん赤旗 2024年10月7日)