田村比例予定候補、福岡をかける 大軍拡とたたかう党 北九州決起集会で訴え

激励に応える(右から)田村、出口、いちのせ各候補=6日、北九州市小倉北区 日本共産党の田村貴昭衆院議員(九州・沖縄ブロック比例予定候補)は10月5、6の両日、北九州門司区と小倉北区、小倉南区での決起集会を駆けめぐりました。いちのせ小夜子衆院福岡10区予定候補、来年1月の北九州市議選予定候補らと「裏金を隠し平和を壊す自民党政治を終わらせる。日本共産党の躍進目指し支持を広げよう」と訴えました。
 
 田村氏は、北九州空港の特定空港指定や、航空自衛隊築城基地(築上町など)の司令部の「地下化」などの基地強化を紹介。市内の小倉病院など国立病院機構の積立金まで軍事費転用してきた自公政権を批判しました。石破首相が憲法改悪、日米同盟強化に前のめりの持論を展開することに、多くの有権者が不安を持っていると強調。「大軍拡に正面切ってたたかっているのは日本共産党だけだと地域で語ってほしい」と呼びかけました。
 
 門司区で訴えを聞いた女性(83)は、軍人だった父親を戦争で亡くし、戦後、生活や就職などで苦労したと振り返り、反戦・平和を貫いた党の支持を広げていきたい」と意気込みました。
 
 門司区(5日)で高橋都予定候補が、小倉北区では大石正信、出口しげのぶ両予定候補(3氏いずれも現職)、小倉南区(以上6日)では新人の、うど浩一郎予定候補が決意を語りました。
 
 田村氏は6日、党JR・国鉄後援会の決起集会にも参加。九州のローカル線存続と鉄道労働者の働く権利確保を訴えました。(しんぶん赤旗 2024年10月8日)