自民政治おおもとから変える共産党の躍進必ず―各地で訴え

 石破政権が9日に衆院を解散し、総選挙の日程が15日公示・27日投票で決まるなか、「共産党の躍進を必ず」と西日本の日本共産党は予定候補者を先頭に各地で訴えました。
 
田村、いちのせ候補裏金政治に審判を 田村予定候補訴え @福岡
 
 日本共産党の田村貴昭衆院九州・沖縄ブロック比例予定候補は、衆院解散から1夜明けた10月10日、「九州・沖縄比例で1議席絶対確保・2議席奪還、党の躍進で石破政権に厳しい審判を下そう」と、地元北九州市のJR小倉駅前で、地域後援会員らとともに訴えました。
 
 田村氏は、石破首相が総裁選前から一転して予算委員会も開かず解散したことを、「裏金疑惑隠しではないか」と批判。物価対策では消費税減税と賃金引き上げを、大軍拡・大増税をめぐっては憲法守れの声を託してほしいと力を込め、「みなさんのご支持・ご支援を日本共産党へお寄せください」と呼びかけました。
 
 いちのせ小夜子衆院福岡10区予定候補、大石正信、出口成信、藤沢加代の3市議、うど浩一郎市議予定候補もともに訴え。いちのせ氏は、看護師として34年間働いた経験を交え、党が掲げる「自由時間拡大推進法」を紹介しました。
メンバーらは政策プラスターなどを掲げ、アピール。配布した政策ビラを通行人が次々と受け取り、声援を送る人もいました。
 
 ビラを受け取った女性(75)は、夫に先立たれ、「年金もなく仕事をかけもちしないと生活できない」とのべ、「共産党の政策は良いですね」と支持を表明しました。(しんぶん赤旗 2024年10月11日)