日本共産党の市田忠義副委員長は10月10日、北九州市の小倉駅前で街頭演説に立ちました。
田村貴昭衆院九州・沖縄比例予定候補、かわの祥子(福岡8区)、山田ひろとし(同9区)、いちのせ小夜子(同10区)の各小選挙区予定候補が必勝の決意を表明。市田氏は「比例票をうんと増やして、田村さんをはじめ九州・沖縄で必ず比例2議席奪還を果たそう」と訴えました。
市田氏は、予算委員会開催など自民党総裁選時の言明を就任後に次々と覆した石破茂首相を「一国の政治指導者として資質が問われる」と批判。「暮らしが大変なのに無為無策、5年間で43兆円の大軍拡。裏金問題に反省のない自民党につける薬は日本共産党の躍進だ。腐敗政治を大本から変えてほしいとの願いを今度ばかりは党に託してほしい」と呼びかけました。
人間らしい生活のため安心して暮らせる収入と自由な時間を確保する党の「自由時間拡大推進法」を紹介し、「男性は仕事、女性は家事というジェンダー不平等をただすためにも、賃上げと一体の労働時間の短縮が不可欠だ」と強調しました。
田村氏は、当初定額減税の対象外だった自営業の家族従業員の支給を国会論戦で実現させたと紹介。「国会に必ず帰って消費税減税、インボイス廃止の新たな法案を出し直したい」と述べました。
民間施設の北九州空港が自衛隊訓練など軍事利用されようとしていることに対し「日本共産党がある限り戦争への道を進ませない。その先頭に立って頑張る」と力を込めました。(しんぶん赤旗 2024年10月12日)