鹿児島市長選(24日投開票)が告示された11月17日、日本共産党の田村貴昭衆院議員が「市民の市政をつくる会」の桂田みち子候補=無所属新=の出発式に駆け付け、支援を訴えました。
田村議員は、衆院選で、鹿児島では現職大臣をはじめ自民党現職2人が議席を失うなど、行き詰った自民党政治に厳しい審判が下されたと強調。現職の下鶴隆央市長が昨年8回もの政治資金パーティーを開催していたことを厳しく批判し、「桂田市政を実現してガラス張りの公正・公平な市政に転換しよう」「国にも県にも市民の立場でものを言えるのが桂田さん」と支持を訴えました。
桂田候補は「一人一人に手を差し伸べられる『あったか市政』をつくりたい」「市政初の女性市長を誕生させてほしい。1期4年間で2700万円の市長退職金は受け取らず、市民の暮らし、福祉のために使います」と力を込めました。
市民の会の祝迫光治代表委員は、会が街頭で取り組んだアンケートでは、サッカースタジアム建設は民間企業が主導してつくるべきだという回答と、市長が政治資金パーティーを開くべきでないという回答が8割であると強調。「力を合わせてがんばろう」と訴えました。
出発式では市民の会の構成団体の県労連、民医連、生健会をはじめ、障害児通所支援の利用者負担無料の継続を求める運動や、明和小中一貫校化に反対する運動に取り組む市民、無所属市議など、各界から応援のあいさつがありました。(しんぶん赤旗 2024年11月19日)