日本共産党の田村貴昭衆院議員は臨時国会が閉会した翌12月25日、地元北九州市に戻り、1カ月後に迫る北九州市議選(1月17日告示・26日投票)で3期目をめざす高橋みやこ候補とともに、同市門司区の門司港、大里東地域の、それぞれの党後援会が開いた市政・国政報告会に駆け付け、訴えました。
田村氏は、少数与党となった自公政権下での国会情勢の前向きの変化を報告し、学校給食費無償化など、要求実現のチャンスだと強調。18歳までの子ども医療費助成の実現など、党市議団の実績を紹介するとともに、3500億円もの下関北九州道路を推進するなど事実上の「オール与党」の議会での監視役となっている党議席の値打ちを力説し、市民要求の実現と大型開発優先の市政をただすために、市内7区9候補の全員勝利に向け、「ともに頑張りましょう」と訴えました。
高橋候補は、市民の運動を力に市街化調整区域の見直しを事実上撤回させたことなどを力説。旧門司駅の遺構の取り壊しをめぐり、住民、専門家の声を聞かない武内和久市長を批判し、市議選勝利への決意を述べました。
参加した女性(60)は、田村智子委員長の党首討論に感動したことにも触れ、「女性の力が絶対に必要。高橋市議の勝利のために支持を広げていきたい」と意気込みました。(しんぶん赤旗 2024年12月26日)