日本共産党の田村貴昭衆院議員は12月26日、1カ月後に迫る北九州市議選(1月17日告示・26日投票)での党躍進をめざし、同市小倉北区と小倉南区のそれぞれの党後援会などが開いた決起集会で訴えました。小倉北区では大石正信=現=、小倉南区では、うど浩一郎=新=の両予定候補が訴えました。
田村氏は、党市議団が18歳までの子ども医療費助成実現など、豊富な実績を紹介し、議会で唯一、平和の問題を追及する党議席の値打ちを力説。自公政権を少数与党に追い込んだ「政治とカネ」の問題では、国会での前向きな変化を報告し、市政にもつながる問題だとし、清潔な政治をめざす共産党の躍進で7区9候補全員勝利に向け、「全力を挙げる」と力を込めました。
小倉北、南区ともに定数の2倍ほどが立候補する多数激戦区。両予定候補は党の物価高騰対策、学校給食費無償化などの「三つのプラン」を紹介し、大石氏は市民の要求実現、地域の生活相談の場を失うわけにはいかないと、うど氏は地元業者への支援や高すぎる学費の問題を訴え、議席確保の決意を述べました。
小倉北区では後援会員ら3人が決意表明し、小倉南区では勇退する藤沢加代市議が6期24年党議席を守ってきた思いを語り「何としても議席を引き継ぐ」と訴え。小倉南区では集会後、街頭に繰り出し、まちかど演説会を行い、後援会員らが宣伝を盛り上げました。(しんぶん赤旗 2024年12月27日)