日本共産党の田村貴昭衆院議員は1月11日、目前に迫る北九州市議選(17日告示・26日投票)勝利に向け、同市八幡西、東両区の地域後援会などが開いた新春のつどいで訴えました。八幡西では、いとう淳一、永井ゆう両予定候補=いずれも現=、八幡東区では、きた時子予定候補=新=がともに訴え、決意を固め合いました。
田村氏は、自民党の裏金事件の解明をめぐり、総選挙でも臨時国会でも党の論戦が前向きの変化をもたらしてきたと強調。物価高騰対策に消費税減税や党市議団の緊急対策を紹介し、平和の問題でも議会で唯一追及しているのは共産党だけだと議席の値打ちを熱弁し「勝利に向け力を合わせよう」と呼びかけました。
いとう氏は学校給食費の無償化の実現に向け市民との共同が議会を動かしてきたと、永井氏は参加者の質問に答えるフリートーク形式で訴え「10万人以上の声を議会に届けてきた」と力説。きた氏は市民から昨年末に寄せられた生活相談などを紹介し「高齢者が安心して暮らせることが大事だ」と訴え、それぞれに勝利への決意を述べました。
いとう氏の地元、木屋瀬地区でのつどいでは、必勝を祈念して「祝いの手」の音頭を取った「木屋瀬宿場踊り保存会」の藤嘉量(とう・よしかず)会長が、伝統文化の保存、地域の要望を議会に届けるために党の議席が欠かせないと語りました。(しんぶん赤旗 2025年1月13日)