日本共産党の田村貴昭衆院議員は1月12日、2月9日告示(16日投票)の大分市議選を前にした党演説会で訴えました。「大分市議選は県都でのたたかいであるとともに今年夏の東京都議選、参院選へとつながる大事な選挙だ。負けるわけにはいかない。3人の市議候補を全力で押し上げてほしい」と力を込めました。
田村氏の熱い訴えと市議選をたたかう斉藤由美子=現=、いわさき貴博=前=、高原みな=新=の3予定候補の決意に会場から大きな声援が湧き起こりました。
田村氏は総選挙後の国会情勢について詳説。「財界・大企業中心、米国言いなりの大軍拡など『政治のゆがみ』をただす共産党の存在感がますます増している」と強調しました。
18歳までの医療費無料化拡大、中学校給食の無償化など市議団の実績を紹介しつつ、「国の責任で全国どこでも給食を無償にすべきだ」と述べ、小学校給食無償化を公約に掲げる3候補を激励しました。暮らしの問題では、1玉980円にまで高騰したキャベツの事例を示し「食料品は非課税に。消費税の減税が求められている」と述べ、平和の問題では「敷戸弾薬庫のミサイル保管庫建設など大軍拡に反対しているのは共産党だけだ」と訴え。「党市議団の現有2議席から3議席への躍進に力を貸してほしい」と呼びかけました。(しんぶん赤旗 2025年1月15日)