PFAS対策費 国が全額負担を 芦屋基地検出で党県委 田村貴昭議員同席 福岡 | 田村貴昭オフィシャルサイト[日本共産党衆議院議員]

PFAS対策費 国が全額負担を 芦屋基地検出で党県委 田村貴昭議員同席 福岡

20日 PFAS問題でOL政府交渉 福岡県芦屋町の航空自衛隊芦屋基地内の専用水道などで有機フッ素化合物()が高い濃度で検出された問題で、日本共産党県委員会は2月20日、田村貴昭衆院議員も同席してオンラインで政府交渉をしました。
 
 昨年公表された国の専用水道の調査結果で暫定目標値(1リットル当たり50ナノグラム)の30倍、水源の井戸は56倍と値がもっとも高かったのが芦屋基地でした。隣接する岡垣町が独自に行った水質検査(2020年)でも暫定目標値の7倍以上のPFASを基地周辺の水源井戸で検出しています。
 
 交渉には川上誠一・芦屋町議、平山正法・岡垣町議、田代順二・遠賀町議も参加。基地内の地下水の流動調査などPFAS汚染の原因を究明し周辺の自治体に報告を行うことを要求。汚染除去費用や新たな水源井戸の確保などPFAS対策に要する費用の全額を国が負担することを求めました。
 
 防衛省の担当課は、芦屋基地との因果関係は認められないなどPFAS汚染の原因究明はせず費用についても明言しませんでした。田村氏は、国の基準値を超えるPFAS汚染が明らかになったと強調し、「住民の健康を守る検査や調査、代替水源を探す費用など国で支援する制度が必要ではないか」と繰り返し求めました。(しんぶん赤旗 2025年2月21日)