福岡県那珂川市の日本共産党市委員会は２月２４日、田村貴昭衆院議員を迎え、同市で「国政・市政報告会」を開きました。約１２０人が参加しました。
田村氏は、政府予算案について社会保障費や文教費が実質マイナスの一方、軍事費だけが異常に前年度を上回り、国民の切実な要求を阻む原因となっていると指摘。国立病院や厚生年金病院の積立金を軍事費の財源にするなど「言語道断だ」と批判しました。半導体企業１社へ１兆円を超える補助金をだすなど大企業へのバラマキや大軍拡反対を訴え、「３月に行われる那珂川市議選とその後の参院選勝利に向け、ご支持の輪を広げください」と呼びかけました。
よしなが直子市議は、市民の足である「かわせみバス」を全線廃止し、新たな公共交通を検討していることが明らかになったと報告し、「市民に寄り添う市政に転換していく」と表明。平山ひとみ市議は、党市議団が実現した制度改善によって助かっている人たちがいることが私の喜びとのべ、「なくてはならない２議席を何としても守り抜く」と表明しました。（しんぶん赤旗 ２０２５年２月２６日）