高額療養費引き上げに怒りの声 見送りでなく撤回を 医療関係者・患者ら国会前集会 | 田村貴昭オフィシャルサイト[日本共産党衆議院議員]

高額療養費引き上げに怒りの声 見送りでなく撤回を 医療関係者・患者ら国会前集会

Screenshot 2025-03-21 at 11-10-55 しんぶん赤旗電子版 2025年3月20日の紙面 高額療養費負担上限引き上げの白紙撤回を求める緊急の国会前集会が3月19日開かれ、60人を超える医療関係者、患者当事者らが参加し、「見送りではなく撤回しろ」と声をあげました。主催は医療団体連絡会議(5団体)と中央社会保障推進協議会です。
 
 午前中の雪から変わった冷たい雨が降るなか、フリーランスの小泉なつみさんがマイクを握り、大腸がんになり4回受けた抗がん剤治療の苦しさを語りました。「(上限額引き上げは)当事者のことをまったくわかっていない」と怒り、「なぜ患者に負担を押しつけるのか、やり方がグロテスク」だと訴えました。
 
 1年前に心臓の手術をした角本結香さんは「高額療養費制度があっても夫の1カ月の給料が消えました。本来なら上限の引き下げをしてほしい」と語気を強めました。
 
 全国保険医団体連合会からは患者アンケートの結果で、負担上限額が引き上げられると4割が治療を中断、6割が治療継続が困難になると回答があり、「子どもの教育費か治療費かてんびんにかけなければいけなくなる」という悲痛な声が紹介されました。また、限度額引き上げ撤回を求める署名は15万を超えていると報告しました。
 
 全日本民主医療機関連合会は保険証を持っていない患者が窓口負担で今でさえ診療を控える人もいるなか、ますます受診控えが進むと訴えました。署名にとりくむなかで「この制度があるからあと少しがんばろう、と思える」「引き上げという話に病気になった人が悪いと言われているようだ」などの声が寄せられていると報告しました。
 
 厚生労働省の担当者に各団体が集めた、引き上げの白紙撤回を求める要請書を手渡しました。担当の職員は「自分も昨年手術し高額療養費制度を利用した。大事な制度だと思っている」と答えました。
 
 集会には日本共産党からは倉林明子副委員長、田村貴昭衆院議員があいさつ(動画はコチラ)しました。また立憲民主党、社民党の国会議員があいさつしました。(しんぶん赤旗 2025年3月20日)