日本共産党の田村貴昭衆院議員は3月16日、福岡県香春町議選(18日告示・23日投票)で、しもむら和子予定候補(79)=新=の勝利で党議席の空白克服をめざそうと党香春支部と香春町党後援会が開いた決起集会に駆けつけ、訴えました。選挙は定数13に18人の立候補が見込まれる多数激戦です。
田村氏は、長引く物価高騰、コメの高騰などの問題で無策な自民党政治を批判し、物価対策として消費税減税を訴え、人権の観点から生計費の非課税も主張。同日投開票で巨額な税金をつぎ込む「ワンヘルス」事業が争点の福岡県知事選や、那珂川市議選にも触れ、学校給食費無償化などの実現に向け、同町議選で「しもむら候補を議会に押し上げよう」と呼びかけました。
しもむら氏は、同町で昨年夏に生活保護受給者が熱中症で亡くなり、独自の支援策を町長に申し入れたものの予算を理由に断られたことなどを訴え、党議席の必要性を力説。前回選挙直前に亡くなった嶋田美恵子元町議との活動を振り返り、「どうしても勝ちたい」と決意をのべました。
障害者福祉施設で働く女性(75)は「党議席がなければ私たちの声が届かない。障害のある人が豊かに生活できる町にしたい」と意気込みました。(しんぶん赤旗 2025年3月18日)