鹿児島県の日本共産党薩摩西部地区委員会は3月23日、さつま町議選(4月8日告示、13日投票)で、36年ぶりの党議席空白克服に挑む、福元たかひろ予定候補(新)の勝利をめざし、田村貴昭衆院議員を迎えた演説会を開きました。
田村氏は、2025年度の軍事費は、社会保障費や教育予算の前年度比伸び率を大きく押さえて、9・4%増の8兆7千億円に上るとのべ、同町の中岳に計画されている弾薬庫について「戦争する国づくりと憲法違反の敵基地攻撃能力保有と表裏一体の弾薬施設がさつま町で進められようとしている」と批判しました。 福元氏は弾薬庫建設をなんとしても止めたいと立候補を決意し、同町に移住して半年がたったと自己紹介。党支部の住民アンケートにもふれ、「町民の命と暮らしを守るため全力を尽くす」と力を込めました。
中岳のある中津川地区の住民が「力を合わせて弾薬庫の建設を止めよう。こんなに大事なことを町民の声を聞かず全会一致で決めてしまう町議会を変えるチャンス」と激励しました。
演説会後の入党懇談会で地元の女性が入党。田村議員と福元氏らは同日、弾薬庫建設予定地の中岳を視察しました。(しんぶん赤旗 2025年3月25日)