日本共産党の田村貴昭衆院議員は3月30日、大分県の党中部地区委員会が竹田市で開いた演説会で、6日告示(13日投票)の竹田市議選(定数14、2減)をたたかう新人の上島てい子予定候補(75)の勝利を訴えました。
田村氏は暮らしを圧迫している米不足、米価高騰にふれ、「この25年間に日本の農家は半減し、大分県の面積に匹敵する53万ヘクタールの田んぼ・畑が失われた」と述べ、自由化・市場任せの自民党農政を批判しました。
一方で軍事費は農林水産予算の4倍の8・7兆円にのぼると述べ、価格保障と所得補償で農家を支え、食料自給率は50%に引き上げをと強調。「暮らしの守り手日本共産党と上島予定候補の勝利で、大分から政治を変えよう」と呼びかけました。
上島氏は物価高で「お菓子の袋が小さくなった」との子どもらの声も紹介して「暮らし・子育て・地域を守るために働かせてほしい」と訴え、党議席継承に挑む決意を表明しました。
終了後、「(首相の配った)10万円の商品券は許せない」と、80代女性が入党を決意しました。(しんぶん赤旗 2025年4月1日)