早期解決 政治の力で 水俣病患者団体、共産党に要請 | 田村貴昭オフィシャルサイト[日本共産党衆議院議員]

早期解決 政治の力で 水俣病患者団体、共産党に要請

561139052753977749 日本共産党国会議員団・水俣病問題の早期全面解決をめざすプロジェクトチーム(水俣病問題PT、責任者・山下芳生参院議員・党副委員長、事務局長・仁比聡平参院議員、副責任者・田村貴昭衆院議員)は5月15日、各党要請に訪れたノーモア・ミナマタ被害者・弁護団全国連絡会議から「実務者協議をすすめ、すみやかに和解による早期解決を図るよう働きかけてほしい」「新たな救済策を国会で審議してほしい」と要請を受け、懇談しました。

山下氏は、超党派の議員連盟で救済に向けた法案の議論を進めている状況を報告。「推進力はみなさんの声だ」と述べました。ノーモア・ミナマタ第2次熊本訴訟原告団長の森正直さんは「政治の力で一歩でも前に進めてほしい」と訴えました。

また、要請の中で、環境省が「和解はしない」との姿勢を示していることに怒りの声が出されたのを受け、仁比氏は「背景に、みなさんの運動と、未救済の被害者の存在を認めたこの間の判決で、自治体で与党を含め解決を迫る決議があがるなど、環境省が追い詰められた焦りがある。力を合わせて今国会中に大きな前進を勝ち取りましょう」と応えました。(しんぶん赤旗 2025年5月17日)