福岡県の日本共産党教職員支部のメンバーら有志でつくる「福岡県教職員のつどい」実行委員会が5月16日、福岡市で発足しました。田村貴昭衆院議員がオンラインであいさつしました。
田村氏は、9日の衆院文部科学委員会での教員給与特別措置法(給特法)をめぐる追及を紹介。教員の長時間労働を温存する法案の廃案とともに、参院選の争点のひとつとして、大軍拡に突き進む自民党政治による教育費の削減を改めさせること、教職員の増員などを訴えました。
実行委員会は、党県委員会と福岡市内3地区の元教員の支部員らが呼びかけたものです。8地区16人が参加し、支部が退職者のみであることや、「現職教員が忙しくて支部会議に参加できていない」などの現状を交流。教職員版「要求アンケート」を使って、対話を広げていくことや、実行委員会を毎月定例で行っていくことなどを確認しました。つどいは、11月8日に党文教委員会責任者の藤森毅氏を迎えての開催を計画しています。
呼びかけ人のひとりで、小学校非常勤講師の男性(61)は、つどいの成功に向け、党の政策や魅力を「知らせていきたい」と意気込みました。(しんぶん赤旗 2025年5月21日)