介護保険の改善を 中央社保協など 野党に署名提出/従事者の処遇改善も要求 | 田村貴昭オフィシャルサイト[日本共産党衆議院議員]

介護保険の改善を 中央社保協など 野党に署名提出/従事者の処遇改善も要求

野党国会議員に署名を提出する人たち=27日、衆院第1議員会館 介護保険制度の改善と介護従事者の処遇改善を求める請願署名提出集会が5月27日、衆院第1議員会館で行われました。会場とオンラインを合わせて240人が参加し、全国で集めた署名34万1301人分(通算)を野党の衆参国会議員に提出しました。主催は、中央社会保障推進協議会(中央社保協)、全日本民主医療機関連合会、全労連。
 
 主催者あいさつで大阪社保協の日下部雅喜介護保険対策委員長は「持ち寄った署名を元に、政府に訪問介護報酬の引き下げを撤回させ、介護報酬の引き上げを実現しよう」と訴えました。
 
 連帯あいさつで、障害者の立場から三浦美友紀さんは、以前よりヘルパーが少なくなり、支援を受けにくくなった状況を報告。京都の介護福祉士、吉田涼子さんは、他産業より賃金が低いままではヘルパーのなり手がいなくなり、介護制度が崩壊するとして、介護報酬の引き上げを訴えました。
 
 中央社保協の林信悟事務局長は、(1)今国会での介護請願署名採択と野党提出の介護2法案の成立をめざす(2)自治体意見書採択を広げる(3)介護制度改善を参院選の争点に―などを行動提起しました。
 
 日本共産党の小池晃書記局長、倉林明子副委員長、田村貴昭衆院議員があいさつ。小池氏は「介護報酬の引き上げ、利用者負担の軽減など公的支援をしっかりするために、ともにがんばります」と表明しました。
 
 集会後、参加者は国会議員要請行動を行いました。(しんぶん赤旗 2025年5月28日)