「市民連合ふくおか」は5月31日、夏に行われる参院選で立憲野党を勝利させ国政をかえていこうと「私たちの推しの政党の話を聞こう! 第2弾」を福岡市内で開きました。日本共産党の田村貴昭衆院議員、山口ゆうと参院福岡選挙区予定候補が党の政策や活動を語りました。
共同代表の星乃治彦氏(福岡大学名誉教授)は、「台湾有事」などの脅威論が飛び交い、「新しい戦前」の状態が続いていると指摘し、「暮らしが一番の政治を願う市民の切実な要求実現のために何が正しいのか見極める機会になれば」とあいさつしました。
田村氏は、参院選の争点となっている消費税は一律5%減税の実施、廃止をめざしていくと強調。財源は赤字国債でなく、大企業や富裕層への減税・優遇をただすと財源提案をしていると力説しました。軍事費だけが突出し、マイナスの食料安定供給費が暮らしを追い詰めていると指摘し、打開策を訴えました。さらに党の活動や魅力を語りました。
会場からは、「農業改革はどう考えているか」「青年は政治のことをどう考えているのか」などの質問が出され、田村氏と山口氏が一つひとつ丁寧に答えました。(しんぶん赤旗 2025年6月3日)