田村議員「運動に連帯」 国民救援会福岡県木部大会

救援会のたたかいに連帯していくと力を込める田村氏=28日、北九州市戸畑区 日本国民救援会福岡県本部は9月28日、第59回大会を、北九州市戸畑区で開きました。来賓に日本共産党の田村貴昭衆院議員が招かれ、連帯のあいさつをしました。
 
 田村氏は、再審制度の改正をめぐり、超党派で「刑事訴訟法改正案」を提出した意義を訴え。戦時中に結成され、多くの弾圧とたたかってきた国民救援会の人権、民主主義、自由、平和を守る運動に敬意を表し、「ますます連帯し頑張って活動を続けていく」と力説しました。
 
 山本一行会長は、国民救援会のたたかいの意義をのべ、労働者や冤罪(えんざい)事件の被害者らの団結で厳しい情勢を切り開いていこうと呼びかけました。
 
 岸田郁中央本部事務局長があいさつ。記念講演では、「生活保護基準引下げ違憲処分取消等訴訟」弁護団長の高木健康弁護士が、同訴訟のたたかいと意義について講演しました。
 
 大会では、大衆的裁判闘争の教訓を生かし、冤罪事件の支援などに加え、「戦争国家体制づくり」に反対する運動を進め、3年後の創立100周年を組織の前進で迎えようと決意を固め合いました。(しんぶん赤旗 2025年10月1日)