パレスチナ国家承認を 市民、調理器具でデモ行進 福岡

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田村貴昭議員 連帯を訴え 

 
 イスラエルによるガザ侵攻から2年、「今こそパレスチナ国家承認を」と求める「パレスチナに自由と平和を!緊急行動」(同実行委員会主催)が10月11日、福岡市の繁華街・天神でありました。集会とデモに市民やパレスチナにルーツを持つ人など約250人が参加しました。
 
 ガザ出身で福岡市在住のエルジャマル・オサマさんは、ガザではパレスチナ人に対する強制移住や食料を絶たれるなど今も続く窮状を訴えました。
 
 日本共産党の田村貴昭衆院議員が連帯あいさつしました。イスラエルとハマスの停戦合意を恒久的で包括的な和平実現につなげるため、パレスチナの自治権を含む2国家解決に進むことが求められていると強調。アメリカ追随、物価高騰に無策、国際連帯にも消極的な自民党政治を批判し、「みなさんの願い実現のためにたたかっていく」と表明しました。
 
 れいわの奥田ふみよ参院議員があいさつ。立憲民主党の稲富修二衆院議員がメッセージを寄せました。
 
 終了後、鍋やフライパンを打ち鳴らし、デモ行進しました。(しんぶん赤旗 2025年10月14日)