19日投票の県都・佐賀市議選で、日本共産党議席の空白克服に挑む新人の山本愛候補は10月17日、個人演説会を開き、田村貴昭衆院議員が応援に駆け付けました。
山本候補はファイナンシャルプランナーとして家計の相談などを受ける中で、「これ以上、収入を増やせないし、支出を減らせない、という家庭が増えています」と指摘。「賃金、年金を減らし、社会保障を削ってきた政治の責任で個人の責任ではありません。全ての世代が一生涯暮らせる佐賀市をめざします」と訴えました。
田村議員は、山本候補が公約に掲げる全世帯へのお米券の配布について、「スーパーの棚のブランド米(5キロ)は5000円を超え、備蓄米もない。高くてお米が買えない状況にある。市でやれる対策が必要です」と力説。佐賀空港への陸上自衛隊オスプレイ配備にふれ「戦地の最前線に人と物資を運ぶ輸送機で、真っ先に狙われる対象になる。多くの死亡事故を起こした機体で、完全撤去を山本候補とともに求めます。平和の願いを山本候補に」と呼びかけました。(しんぶん赤旗 2025年10月18日)