衆院選九州・沖縄ブロックで、日本共産党比例二議席と六十五万票の得票目標を実現するため、全八県の党組織が結束して党の姿を丸ごと多くの有権者に知らせよう―。政局の流動化で、早ければ四月から五月の解散・総選挙という可能性があるなか、「衆院選勝利ヘ「ブロックいっせい宣伝行動」が3月16日、各県の衆院比例候補を先頭に取り組まれました。
衆院比例2議席、65万票実現へ
”若者も老人も大変…頑張って”
福岡県では、福岡市、北九州市など百カ所余で宣伝行動を繰り広げました。福岡市のJR博多駅博多口で党福岡県委員会が、同筑紫口で労働者、新婦人内、業者、医療関係の各後援会が街頭宣伝。
博多口側の宣伝に駆けつけた田村貴昭衆院比例候補と岡野隆党県委員長がマイクを握って訴えました。筑紫口側では田中みゆき衆院比例候補が訴えました。
田村比例候補は、「政治とカネ」の問題をはじめ「雇用」「消費税」「憲法」などの問題にふれ、「平和と民主主義、雇用の問題など、どれをみても『二大政党』の主張にはあまり差はない。『共産党にがんばってほしい』という国民の声に必ずこたえて衆院選で勝利・躍進を遂ける。昼かい支援を」と支持を呼びかけました。
同駅の博多口、筑紫口には計三十六人が十五カ所に分かれて約八百枚のビラを配布。党の政策を書いたプラスターも立ててPRしました。(しんぶん赤旗九州・沖縄面2009年3月17日)
宣伝後、ホームレスの男性(五四)が生活保護にかんする相談を持ち込み、田村氏がアドバイスしました。