大分県の佐伯、竹田、豊後大野の三市議選は最終盤。三市とも、合併後初の全市一区となるなか、定数が佐伯で十四、竹田で六、豊後大野で七議席削減され、どこも一票を競う大激戦です。田村貴昭衆院比例候補は、4月9、10の両日豊後大野市内で応援演説しました。
日本共産党は佐伯市では、たかじ政文候補(47)=現=が、「くらし、福祉守る確かな力」と、市政になくてはならない現有議席の確保を訴えています。
竹田市では、かわのやすひろ候補(67)=元=が、「市民の声を議会に届ける党の議席がどうしても必要」と、議席の回復を訴えています。
豊後大野市では、神志那ふみひろ(41)、羽田野ゆくひろ(62)の両新人候補が、「高すぎる国保・介護料を引き下げ、くらし・福祉・農業を守る」と訴えています。
応援でマイクを握った田村氏は「国政でも市政でも、税金のむだ遣いをただし、お金の使い方を住民本位に切りかえると国保、介護料などの負担は軽減できる」と、党議員の役割と値打ちを力強く訴えました。
三市とも市長選が同時にたたかわれ、「音の出る宣伝」は候補者カー一台のみ。四候補の選挙事務所は、「地域、集落のすみずみにまで候補者ビラと支持拡大の訴えきることが押し上げの鍵。最後の最後まで訴えぬきたい」としています。(しんぶん赤旗九州・沖縄面2009年4月11日)