「今こそ共産党だ」/米国、財界優遇ただす/田村氏訴えに共感/福岡1区 田中氏と報告会

  衆院選九州・沖縄比例ブロック(定数二十一)二議席獲得めざし、連日駆け巡る比例候補・田村貴昭ブロック国政対策委員長を迎えた「福岡1区(福岡市東区・博多区)国政・市政報告会」が4月28日、博多区の千代公民館と東区の千早公民館で開かれました。

 田村比例候補のほか、福岡県で活動する比例候補・田中みゆき県若者しごと相談室長(福岡1区重複)と比江嶋俊和市議らが国政、市政問題で「今こそ日本共産党」を熱く語りました。

 千代公民館には後援会員らのほか、地元の千代町内会の役員も参加し、立ち見も出るほどの盛況でした。千早公民館も会場いっぱいの後援会員や支持者が集まりました。

 田村比例候補は、アメリカ中心と財界いいなりという「二つの政治悪」をただす党綱領と日本改革の方針を視覚化した「電気紙芝居」で、国政と日本共産党の値打ちについて語りました。

 後期高齢者医療制度について「十年前お年寄りの医療を別建てにする国会決議に唯一反対したのは日本共産党でした。『現代版うば捨て山』をやめさせるために衆院選で日本共産党を躍進させて廃止法案の可決を」と訴
え、大きな拍手につつまれました。

 田中候補は「日本共産党はトヨタやキヤノンなどの大企業に違法な派遣切りやめよ、雇用を守る社会的責任果たせと要求してきました。派遣労働もうやめよう、消費税増税反対、この思いをまっすぐ国政に届けます」と力強く決意をのべました。

 千早公民館の最前列で演説を聞いていた男性(37)は、「本当に今こそ日本共産党だと思う。そうじゃないと日本は沈没してしまう。私も頑張りたい」と感想を語りました。千代公民館では熱心にメモをとりながら演説を聞いていた二十二歳の青年が入党を決意しました。(しんぶん赤旗九州・沖縄面2009年4月30日)