解散・総選挙にラストスパートの段階になるなか、九州・沖縄を連日かけ巡る田村貴昭衆院比例候補を迎えた「日本と高千穂を考える日本共産党演説会」が5月27日、宮崎県の高千穂町自然休養管理センターで開かれました。
同町は大分、熊本県と接する、農林業と観光が主産業の中山間地。同町支部が主催したもので、衆院選で同町を含む宮崎2区は党候補を擁立せず、比例代表で党の躍進をはかろうと取り組まれました。国政選挙を前に、このような演説会を開くのは初めてです。
田村候補は、首きりやワーキングプアなどの問題を厳しく追及し、困難を抱える人々と連帯する党の姿と共感の声を伝え、いまこそ共産党の出番が求められていると強調しました。
はば洋光比例候補は、農業、福祉間題を県内の実情をまじえて語り、九州・沖縄比例二議席の獲得へ支持を訴えました。
会場には多くの町民が参加。「共産党のいうことも聞いてみらんと、と思って」と参加した男性をはじめ、「いろいろ勉強になった。もっと共産党のことを知らせてほしい」(七十代女性)などの声が聞かれました。
別の女性(83)は以前から入党を考えていたと、「今日の話はどれもよかった。入党したら地域でも堂女と、できる限りの活動をしてみたい」と声を弾ませました。
岡部玉恵町議が、三月議会で条例案の慎重審議を求めたことに対し、同町議に対する不当な懲罰動議がすすめられていることを告発しました。(しんぶん赤旗九州・沖縄面2009年5月30日)