国道整備再開で一致/田村候補ら、日南市長と懇談

 国道220号の青島~日南改良事業計画の凍結問題で、宮崎入りした日本共産党の田村貴昭衆院比例候補は6月15日午後、はば洋光岡候補とともに、沿線自治体の日南市を訪れ、谷口義幸市長らと懇談し意見を交換しました。

 懇談は、日南市のかかえる課題から、特産の焼酎の話題にまでおよび、終始なごやかにすすめられました。井福秀子、和足恭輔両日南市議も同席しました。

 懇談では、まず井福市議が午前中に同路線の工事予定区間を視察してきたことを説明。田村候補と、ばば候補は、工事が住民の命と暮らしにかかわる緊急課題であり、丈夫な工事が求められるものたと述べました。

 谷口市長は、全国画一的な便益だけを問わず、地域の実情に合わせた評価を求める立場であることをのべ、事業再開を求めて声をあわせたいと応えました。

 この問題で日本共産党は、計画の凍結発表直後の4月、凍結解除を求め政府交渉を行っています。これについて市側から、「素早い対応に感謝する」と述べられる場面もありました。

 田村候補は、日本共産党が、必要な道路には反対していないことを紹介し、「命の道」を守る超党派の取り組みに全力を挙げたいとのべました。ばば候補も宮崎県党として力を尽くしたいと表明しました。(しんぶん赤旗九州・沖縄面2009年6月18日)