目前の総選挙で比例二議席獲得のために、九州・沖縄をかけめぐる日本共産党の田村貴昭衆院比例候補は6月17日、熊本入りし、山本伸裕同候補(熊本1区重複)とともに熊本市内で小集会、青年のつどいとまわり、日本共産党への支持を訴えました。
市青年会館で「田村さんに聞いちゃおう!言っちゃおう!青年の要求」と開かれた青年のつどいでは、青年の「夢」「生きがい」「ぐち」を聞き、政治の革新を訴えました。
青年からは「私学は奨学金では足りない。公立大学とくらべて不公平だ」(女性)、「ドラッグストアでパートをしているが、ことしから時給も下がっている」(男性)、「上司とけんかして会社を辞めたが、求人案内の雑誌の厚さも半分になっている」(男性)、「社労士になりたい。前の職場はひどかったが、だれにも相談できなかった。働く者の相談も乗れるようにしたい」(女性)、「正社員になりたい」(女性)――などの発言が次々と出されました。
田村候補は、共産党以外の党派の賛成で労働者派遣法が改悪されてきたことや文教予算が大幅に削減されてきたことを示しながら「正社員が当たり前のルールを確立させるためにがんばる。学費は無料との国際人権規約のA規約第13条を留保しているのは、日本とマダガスカルしかない。安心して学校に通えるようにしたい」など青年の声にこたえました。
青年との集いの前には、市内渡鹿での小集会に参加。“大企業は、ばく大な内部留保のほんの一部を崩すだけで派遣切りなど労働者を解雇しないですむ”ことを示し、「大企業とも直談判をしているのが日本共産党です。総選挙は二票あります。比例代表は政党名を書きます。多くの市民が自民に不満、民主に不安を抱いています」とのべ、比例で日本共産党への支持を訴えました。(しんぶん赤旗九州・沖縄面2009年6月19日)