佐賀・多久 若者が夢もてる社会に/田村・せと比例候補/党語るつどいで訴え

 佐賀県多久市の日本共産党多久支部の「党を語るつどい」が6月18日、東多久公民館で開かれ、保守系議員を含む市民が参加しました。つどいでは、日本共産党の田村貴昭、せと雄也の両衆院比例候補が訴えました。

 田村候補は、パソコンとパワーポイントを使った電気紙芝居で、国民の暮らしの目線で、経済や外交、平和の問題など、分かりやすく訴えました。

 せと候補は「専門学校の友人は失業保険の給付が切れ、マヨネーズをすすって3日間過ごした」と話すと「はあーっ」と、会場からため息が漏れました。

 また、「今の政治の『自己責任論』と『競争社会』のなかで友人が3人も自殺した。若い入が夢をもって生きていける社会を築きたい」と政治を変える決意を表明しました。

 参加者から「日本は食料自給率が低い。多久は中山間地の町、農地が荒廃している。棚田での農業は後継者がないから。国産の農産物など自給率を高めてほしい」との要望が出されました。

 つどいでは、こうろぎ多津子多久市議予定候補も発言しました。多久支部は比例代表で700票の得票目標を掲げています。(しんぶん赤旗九州・沖縄面2009年6月25日)