比例は日本共産党 田村候補に激励/デパート、団地足とめ聞く 大分

 総選挙が迫るなか、九州・沖縄比例ブロックで2議席獲得をめざし、国会活動で忙しい赤嶺政賢衆院議員とともに、連日九沖各県を駆けめぐる田村貴昭衆院比例候補。週末の6月20日は大分、21日は福岡で、それぞれ朝から夜まで、街頭演説や綱領と日本の将来展望を語りあう「つどい」の弁士を務めるなど、本番そのものの活動です。

 大分市入りした田村比例候補は、山下かい衆院比例候補(大分1区重複)とともに市内3カ所で街頭演説、夜は同党西南地域後援会主催の演説会に参加しました。

 山下候補は、「共産党が伸びてこそ、政府、大企業に雇用を守らせることができる」と訴え。田村候補は、日本共産党が掲げる「ルールある経済社会」「憲法9条を生かした平和外交」の二つの旗印を力説。「比例は政党名を書きます。自民には不満。民主にも不安という人は、ぜひ日本共産党を伸ばしてください」と訴えました。両比例候補の訴えに、駆けつけた支持者、後援会員らのほかに、足を止める市民の姿が目立ちました。

 敷戸団地のスーパー前。知人と待ち合わせ中という建設業の40代の男性は、「自民にも民主にも期待はしていない」ときっぱり。「共産党が伸びて、思っていることをどんどん言ってくれ」と期待を寄せました。トキハデパート前。20代の女性からは、「ずっとひどい政治なのに、どうして共産党が伸びないの。自民党と民主党が悪政を競い合っていること、もっとたくさんの人に知らせてほしい」の声も。

 南大分公民館での演説会。70歳の男性は「くらしを守り、自民、民主の暴走を許さないため、共産党の議席を増やして国政に反映させることの大切さがよくわかった」とうなずき、「田村さんの演説、よかった。インパクトがあった」と何度もくり返しました。(しんぶん赤旗九州・沖縄面2009年6月23日)