衆院が解散され、8月18日公示の総選挙が事実上本格化するなか、九州・沖縄比例ブロックで活動する日本共産党候補の「候補者会議」が7月23日、福岡県委員会で開かれました。赤嶺政賢前衆院議員や田村貴昭ブロック国政対策委員長をはじめ比例候補や小選挙区の候補15氏が一同に会し、65万の得票目標の実現と比例2議席奪還へ候補者が先頭にたつ決意を固めあいました。
会議では冒頭、岡野隆ブロック責任者(福岡県委員長)が、志位委員長の解散直後の新宿街頭演説などを織り交ぜながら、総選挙にのぞむ日本共産党の基本的立場を明らかにした幹部会声明を演説に生かして論戦の先頭にたってほしいとのべました。
各候補者の活動交流では、試行錯誤しながらも、党が掲げる「二つの旗印」や「建設的野党」としての役割などを自由闊達(かったつ)に訴えて、つどいや街頭演説で前向きな反応を生んでいる様子などが報告されました。
自民党のポスターを張っていた食堂店主との対話で、「選挙区は別だけど、比例は共産党」に変わった経験、「つどい」に参加した民主支持者が故人献金疑惑などを話題に「比例は共産党」を考えた例などもだされました。
また、演説のなかで、総選挙の投票は2票あり、政党名を書く比例選挙で現有1議席を2議席に躍進させでほしいという、比例代表の訴えを必ず盛り込むことも強調されました。(しんぶん赤旗九州・沖縄面2009年7月24日)