北九州法律関係日本共産党後援会は24日、田村貴昭、しのだ清の両比例候補を招いた演説会を開きました。
集まった弁護士や事務所関係者ら約70人を前に、田村比例候補は社会保障を政治の中心にすえ、憲法と平和を守る日本共産党の果たす役割を、約1時間にわたって訴えました。
演説のなかで田村候補は、戦争放棄を掲げ、地球人口の6割以上が加盟する東南アジア友好協力条約にふれ、「戦争放棄、紛争の平和的な解決は世界の流れ。日本国憲法9条の精神はいまや世界が求めています」と強調しました。
総選挙後にどんな政権ができたとしても日本共産党は、国民要求実現の「推進力」の役割を果たす一方、「憲法問題では民主党と仲良くなる余地はない」と力説。一例として自衛軍を持ち、海外での武力行使をにらむ民主党の鳩山由紀夫代表の改憲試案を紹介しました。
比例代表の定数削減で民主党は80を掲げている点で、「労働者、お年寄りの声が国会に届かなくなる」と悪政を食い止める「防波堤」の役割を強調して、九州・.沖縄2議席回復への支援・支持を訴えました。
演説後、後援会員から「いいところはいい、悪いところは悪いとチェックする政党を伸ばしてほしい」と訴えがあり、カンパや対話・支持拡大などの行動提起がなされました。(しんぶん赤旗2009年7月29日)